意識の方向外向型(E)
外向型の人は、活気ある交流を好み、人々とのつながりからエネルギーを得ます。賑やかな環境を楽しみ、頻繁で開放的な対話に喜びを見いだす傾向があります。多くの人々との交わりの中で活力を感じ、その社交性が生き生きとした日常を彩ります。
意識の方向内向型(I)
内向型の人は、質の高い対話を重んじ、静かな環境でのひとときに心を満たされます。少ない友人でも、濃密な交流を選び、心安らぐ静寂の中で充実を感じます。
意識の方向とは?
意識の方向とは、人が外界に対してむけている意識の方向です。外向型は、自分よりも外の世界に意識を向けることが多く、内向型の人はより自分に対して意識を向けます。
知覚の方法直観型(N)
直観型の人は想像力が豊かで、未来の可能性や隠された意味に目を向けることを好みます。新しいアイデアに対して好奇心が強く、独創性を重視します。
意識の方向感覚型(S)
感覚型の人たちは現実的で細部に注意を払い、実際に経験したことや具体的な事実を重視します。安定と実用性を大切にし、「今、目の前にあること」や「実証済みの情報」に基づいて行動する傾向があります。
知覚の方法とは?
人は情報を受け取る際、直観的に受け取りやすい・感覚的に受け取りやすいの得意不得意があります。 情報を感覚的に受け取りやすい人は実際に触れられる具体的な情報を好む傾向にあり、情報を直観的に受け取る人は潜在的な意味や将来の可能性を重視する傾向があります。
判断の方法感情型(F)
感情型の人は感受性が高く、他者との深い共感や調和を重んじます。感情の交流を大切にし、対人関係での連携と社会的な調和を尊びます。
判断の方法思考型(T)
思考型の人は論理と客観性を重んじ、決断や判断をする際には事実と原理を優先します。感情よりも理性を尊び、分析的であることを大切にしています。効率や公正性を追求し、システマティックなアプローチで問題を解決しようと努めます。
判断の方法とは?
人が情報を受け取り処理する時、その処理の仕方にも強弱があります。 感情タイプは情報を処理するときに感情を優先する傾向があり、思考タイプは論理を重視する傾向があります。
外界への態度知覚型(P)
知覚型の人は、予定を立てずに行動するのが得意で、新しい状況や機会に対する適応力が高いです。伝統や規範に縛られることなく、開放的で柔軟な思考を持ちます。ルーチンよりも変化を好み、安定した環境よりも新しさや変わりゆく状況を求めます。
外界への態度判断型(J)
判断型の人は計画性を持ち、事前に決められた枠組みやルールに従って物事を進めることを好みます。秩序と組織を重視し、予測可能な環境や明確な目標を設定して、それに向けて一歩一歩進むことに満足を感じます。安定と効率を尊重し、「どのように物事を完了させるか」ということに焦点を当てます。
外界への態度とは?
外界への態度とは、人が知覚と判断のどちらを心理的に優先しようとしているかの傾向です。 つまり、情報を受け入れることを意識しているのか、それとも情報を処理しようと意識しているのかといった形になります。 自分の外の情報に対して探索的態度を取る知覚型と、決断的な態度を取る判断型に分かれます。